赤い虫「タカラダニ」に季節を感じる

毎年ベランダでの再会を決して裏切ることなく現れる赤い虫。
現在のマンションに住むようになって10数年、この赤い虫との付き合いも10年以上になりました。
山育ちの自分は決して虫嫌いとか虫に弱いという事はありませんが、初めて見た時にはかなりぞっとしました。
ベランダで大発生するため、初めの頃は殺虫剤を使用していました。が、それで全滅できるということではありませんでした。
毎年必ず発生するのでちょっと調べてみますと、この赤い虫「タカラダニ」という名前らしく、正式にはケダニ亜目、タカラダニ科、アナタカラダニ属、「カベタカラダニ」という、とにかくダニの一種という事でした。
一見したところ、クモっぽく見えるのですがダニなのです。ちょっと大きめの真っ赤なダニなのです。
日本全域に分布しているようで、自分の住まいの地域では5月中旬くらいから6月下旬くらいの約一ヶ月間に、ウジャウジャと現れてくれます。
真っ赤なこのダニ、いかにも血を吸っているようですがこれは体液が赤いからとの事で吸血ダニではないそうです。
人を刺したりはしないようですが、見た目が気持ち悪いので「不快害虫」とされているようです。
あのウジャウジャ発生は産卵のために群がっているのだそうです。
そうなのです。ウチのベランダには毎年卵が産み付けられていたのです。
そうか、そうだったのか、その卵が毎年、、、。ちょっと衝撃でしたが、だったらそれでいいや、ってなって約10年が経ちました。
それからは殺虫剤も使わず、自然といなくなるまでの1ヶ月間を待ってからベランダを使用しています。
今年はまだかな、なんて思っていたら、あっと言う間に相変わらずの気持ち悪さで大発生しています。
なので、また来年も必ず再会できることと思います。
それが良いのか悪いのかは別として、すっかりあの赤い虫に季節を感じるようになってしまったのでした。